写真:神戸市交通局6000形 編集部撮影 名谷車両基地にて 2019-2-8(取材協力:神戸市交通局)
神戸市交通局は,市営地下鉄西神・山手線において,2026年(令和8年)1月5日(月)の始発からワンマン運転を開始すると発表した.
▲ワンマン運転実施区間
ワンマン運転の導入は,将来的な乗務員不足への対応と,限られた経営資源の有効活用を目的としている.実施区間は西神・山手線の全線・全列車を対象とする.北神線や海岸線では,すでにワンマン運転が実施されている.
▲ホームドアの設置
ワンマン運転への対応と安全性の確保・向上のため,各種設備を導入している.西神・山手線,北神線では全駅でホームドアの設置が完了しており,利用客の転落や列車との接触事故を防止する.
▲車内非常通報への運転指令所からの応答
車内に設置された非常通報装置から通報があった場合,乗務員に加え,運転指令所の係員からも応答・通話できる仕組みとし,迅速な対応を可能とした.
運転指令所から車内へ放送することを可能にし,トラブル発生時などに乗務員が乗務室から離れて対応している場合であっても,車内の乗客へ迅速・適切な案内を行なう.
▲運転士用ITVモニタ(ホーム監視モニタ)の設置
運転士がホーム上の利用客の動向などを確認しながら安全にドアを閉められるよう,各駅のホームに運転士用ITVモニタ(ホーム監視モニタ)を設置している.
なお,ワンマン運転の開始にともなうダイヤ変更は実施しない.
一部画像は
神戸市交通局WEBサイトから









