井原鉄道では,IRT355-101を使用した「デニムトレイン」がこのほど完成し,2025(令和7)年10月26日(日)の「デニムの日(10月:「デ」・26日:「ニム」の語呂合わせ)」から,営業運転を開始しました.
「デニムトレイン」は,井原鉄道と岡山県備中県民局の共同企画により,岡山県備中エリアのデニム産業の魅力を広く発信するため制作されたもので,デニム素材をイメージした装飾を車体に施し,車内内装材の一部(カーテンや座席ヘッドカバー,非常用梯子カバーなど)にはデニム生地が使用されています.
車体装飾は総社方,神辺方でそれぞれデザインが異なっており,総社方は「ブルーデニム」ふう,神辺方は「ダメージ」ふうをイメージした色合いとなっているほか,ステッチや赤いタグに見立てた車両番号プレートなども表現されています.
営業運転初日は井原駅で出発式が開催され,井原デニムPR大使の西江原小学校在校生を迎えて井原—三谷間を往復する試乗会列車として走行,同日夕刻から定期列車に投入されています.
なお,10月27日(月)からの運転予定は,井原鉄道公式WEBサイトで公開されています.
写真:早雲の里荏原にて 2025-10-26
投稿:志摩 敬












