
写真:JR東日本キハ110形200番代 編集部撮影 小牛田運輸区にて 1999-11-19(取材協力:JR東日本)
JR東日本東北本部・新潟支社は,運転を休止している陸羽西線の新庄—余目(酒田)間について,2026(令和8)年1月16日(金)の始発から運転を再開すると発表した.
同区間は,国土交通省が建設する国道47号高屋道路(山形県戸沢村)「(仮)高屋トンネル」工事にともない,陸羽西線古口—高屋間の鉄道トンネルとの交差部が極めて近接していることから,工事期間中の列車運行の安全対策のため陸羽西線を走行する列車の運転を休止し,2022(令和4)年5月からバス代行輸送を実施してきた.

▲運転再開区間概要
国土交通省による道路トンネル工事の進ちょく状況を踏まえ,運転再開の見通しが立ったことから,今回の発表となった.復旧工事については,2025(令和7)年8月から進められており,10月8日(水)からは訓練運転を開始する予定.バス代行輸送については,運転再開日前日の1月15日(木)で終了する.
運転再開後の列車については,新庄—余目間を1日5往復,新庄—余目—酒田間を1日4往復とする.なお,羽前前波駅と高屋駅は,利用者が極めて少ないことから,運転再開にあわせて全列車を通過扱いとする.列車時刻の詳細は,JR東日本東北本部・新潟支社 共同ニュースリリースまたは「JR時刻表 12月号」(11月20日発売)で確認できる.
一部画像は,JR東日本東北本部・新潟支社 共同ニュースリリースから