
▲新駅舎の外観(2025年8月現在)
JR北海道では,室蘭本線 登別駅について,2025(令和7)年10月11日(土)の始発から新駅舎の供用を開始すると発表した.

▲計画図
これは国・登別市の協力のもと,2023(令和5)年8月から工事を進めてきたもので,新駅舎の新設とともに,エレベータ2基と乗換こ線橋の新設によりバリアフリー化が完成したことから,供用を開始するもの.

▲新駅舎の内観イメージ
新駅舎は,「歴史に佇み,現在を刻み,未来へと流れる駅」・「道内有数の温泉地の玄関口として温泉街の風情を感じる駅」をコンセプトとし,道産木材を使用し木の温もりを伝えることにより,温泉街の雰囲気を演出する.登別駅への訪問記念のフォトスポットとして利用できるよう,登別市らしさや温泉地としての雰囲気を感じられる暖簾や銘木駅名標を出入口付近に設置する.

▲新こ線橋外観(2025年8月現在)
隣接する登別市観光交流センター「ヌプル」と連携することで利便性の向上を図る.また,同センターに展示されている,駅周辺を模したジオラマについても新駅舎を模したものにリニューアルされる.
屋根上へ太陽光パネルを設置するとともに,二酸化炭素フリー電気を活用することで,登別駅の使用電力は実質的に100%再生可能エネルギー電力となる.
供用開始日となる10月11日(土)には,関係者による完成記念式典が実施される予定.

▲現駅舎のリフレッシュ工事後イメージ
現駅舎については,今後リフレッシュ工事を開始し,列車利用者の待合スペースとして,2026(令和8)年度末ごろからの使用開始を予定している.
画像はすべてJR北海道ニュースリリースから