
写真:JR東日本E26系 編集部撮影 尾久客車区にて 1999-4-10(取材協力:JR東日本)
JR東日本は,E26系「カシオペア」のスロネフE26-1(1号車)について,大和ハウス工業・大和ハウスリアルティマネジメントとともに進めている,大宮駅西口の桜木駐車場用地活用事業「(仮称)桜木PPJ」プロジェクトの開発敷地内に移設展示すると発表した.

▲「(仮称)桜木PPJ」完成イメージパース(全景)
本プロジェクトは,「大宮駅」西口の市営駐車場「桜木駐車場」の一部において開発する,総延床面積30000平方メートルを超える大形複合施設となる.商業棟,オフィス棟,駐車場棟,フィットネス棟,MICE・結婚式場棟の計5棟で構成される.
本プロジェクトは,新たなビジネス,文化,ライフスタイルを生むウェルビ
ーイング拠点「Omiya Well-being Station」をコンセプトとし,竣工は2027(令和9)年春を予定している(4月23日発表 共同ニュースリリース参照).

▲画像左:(仮称)第五地区公園イメージパース/画像右:カシオペア号移設展示イメージ
スロネフE26-1の移設展示については,「(仮称)桜木PPJ」を「鉄道のまち大宮」を象徴し,地域エリアのシンボルとなる施設として整備する.展示車両に隣接して整備予定の広場空間とともに,地域の憩いの場,さまざまなイベントが行なわれるにぎわい空間として,地域交流に資するものとする.
展示案としては,解説板など「カシオペア」の来歴を学べる機能整備や見学デッキなどの整備,鉄道ふれあいフェアや(仮称)第五地区公園などと連携したイベントの実施などが検討されているが,具体的な展示内容は検討・調整中とし,詳細が決まり次第発表される.
一部画像は,JR東日本提供