
▲手柄山平和公園駅 南側イメージ
JR西日本と姫路市は,山陽本線 姫路—英賀保間で整備を進めている新駅について,名称を「手柄山平和公園(てがらやまへいわこうえん)」駅に決定したと発表した.

▲手柄山平和公園駅 位置図
駅名については,新駅と手柄山平和公園が直接デッキで結ばれており,駅前に公園があることを利用客にイメージできる名称とした.
駅舎のデザインコンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」で,自由通路とともにスポーツ施設との一体感がある色調や開放感のある形状を取入れ,スポーツ観戦の高揚感を表現した爽快でスピード感のあるデザインとなる.

▲手柄山平和公園駅 イメージ図
駅舎は橋上駅舎(鉄骨造,約530㎡)とし,改札口には自動改札3通路(うち1台は幅広通路)や自動券売機3台(うち1台は「みどりの券売機」),改札内エレベータ2基を備える.相対式2面ホーム(延長245m,幅3~5m)で,ホーム上には安全設備としてホーム安全スクリーン,非常ボタン,ホーム監視カメラ,CPライン,内方線付き点状ブロックを整備する.
自由通路(鉄骨造,幅員約7m,延長約65m)には,自転車の搭載が可能な大形エレベータ2基(南北に各1基)を備える.また駅舎の南北には,それぞれ駅前広場を整備する.

▲ひめじスーパーアリーナ イメージ図(2026年秋開業予定)
工事は南側から着手しており,2024(令和6)年4月からは北側の工事を開始している.2025(令和7)年7月からは,新駅と自由通路の工事に着手しており,2026(令和8)年春の開業を目指す.
駅前広場・周辺道路については,2025(令和7)年度後半から工事に着手し,2026(令和8)年度末に完成予定としている.また駅南側には,スポーツ施設「ひめじスーパーアリーナ」が2026(令和8)年秋に開業する予定.
画像はすべてJR西日本提供