近江鉄道では，2025（令和7）年6月20日（金）から，「たなばた電車」の運転が開始されました．
　この「たなばた電車」は，900形901編成「あかね号」の車内を七夕仕様に装飾し，七夕をイメージした限定のヘッドマークを掲出した定期列車として，2025（令和7）年7月7日（月）までの期間に運転される予定です．
　車内の装飾は，地元大学の学生の協力のもと行なわれ，ヘッドマークのデザインは編成の前後で異なり，米原方が「駅長がちゃこん」が描かれた「たなばた電車 ひこぼし号」，貴生川・近江八幡・多賀大社前方が「豊郷あかね」・「日野せりか」が描かれた「たなばた電車 おりひめ号」となっています．
　また，近江鉄道では，七夕にあわせたイベントが沿線各地で実施されており，七夕の「天の川」にちなみ，駅名に「かわ」がつく愛知川駅では，県立愛知高等学校と県立愛知高等養護学校の協力のもと，「天の川」をイメージしたイルミネーション装飾が施されているほか，2025（令和7）年6月11日（水）から，2025（令和7）年7月7日（月）までの期間，米原・彦根・多賀大社前・尼子・豊郷・愛知川・八日市・近江八幡・日野・貴生川の沿線市町10駅において，七夕装飾と短冊が記入できるコーナーが設置され，願い事が書かれた短冊は，勝利と幸福を授ける神を祀る阿賀神社（太郎坊宮）と，縁結びや美人祈願で有名な豊満神社に奉納される予定です．