
写真:JR東日本E001形 伊藤久巳撮影 和賀仙人—岩沢間にて 2016-11-18
JR東日本は,2025(令和7)年12月から2026(令和8)年3月期の「TRAIN SUITE 四季島」ツアーの参加者募集を開始した.「2泊3日コース/冬」「1泊2日コース/冬」の2コースを設定するが,2025(令和7)年度からコース内容をリニューアルする.

▲及源鋳造(岩手県奥州市)
12月2日から3月17日までの火曜日(一部を除く)を出発日とする「2泊3日コース/冬」は,「長い冬が育んできた工芸のぬくもりに包まれ,豊かな海の幸のにぎわいを感じる旅.」をテーマとする.東北地方をめぐり,長い冬に育まれた工芸のぬくもりや,豊かな海の幸のにぎわいを感じるとともに,南部鉄器「及源鋳造」,津軽鉄道ストーブ列車,塩釜仲卸市場などに立ち寄る.

▲2泊3日コース/冬
ルートは,上野9:20ごろ発→水沢→北上→(車中泊)→青森→弘前→(車中泊)→塩釜→松島→上野17:30ごろ着で,水沢—北上間,青森—弘前間,塩釜—松島間ではそれぞれ下車観光を実施する.

▲城内坂通り(栃木県益子町)
12月6日(土)から3月28日(土)までの土曜日(一部を除く)を出発日とする「1泊2日コース/冬」は,「陶のふるさとで暮らしの美にふれ,高原の澄んだ水の恵みを味わう旅.」をテーマとする.栃木県の益子,山梨県の小淵沢・白州をめぐり,陶のふるさとで暮らしの美にふれ,高原の澄んだ水の恵みを感じられるコースとする.

▲1泊2日コース/冬
ルートは,上野9:50ごろ発→岩瀬→小金井→小淵沢→(車中泊)→竜王→日野春→上野16:50ごろ着で,岩瀬—小金井間,竜王—日野春間ではそれぞれ下車観光を実施する.
JR東日本びゅうツーリズム&セールス販売分の旅行代金は,「2泊3日コース/冬」のスイートが75万円,デラックススイート(フラットタイプ)が100万円,四季島スイートが105万円となる.「1泊2日コース/冬」ではスイートが47万円,デラックススイート(フラットタイプ)が63万円,四季島スイートが67万円となる(いずれも2名1室利用時の1名あたりの場合).
各コースとも,旅行会社が企画する旅行商品として,JR東日本びゅうツーリズム&セールスのほか,おもな旅行会社において販売し,JR東日本びゅうツーリズム&セールス販売分については,2025(令和7)年6月16日(月)18時まで申込を受け付ける.抽選結果の発表は,2025(令和7)年7月中旬ごろの予定.
提供される料理については,現在,池内英治氏が総料理長に就いているが,2025(令和7)年12月出発分からは,東京ステーションホテル「ブラン ルージュ」の料理長・斉藤卓也氏が総料理長に就任する.
なお,「TRAIN SUITE 四季島」で提供される食事は「TRAIN SUITE 四季島」初代総料理長で現在ホテルメトロポリタンエドモント・総料理長である,岩崎均氏が引き続き監修し,斉藤総料理長就任後も引き続き,こだわりを持った地域とのつながりや特別感を随所に演出した「記憶に残る料理」を提供する.
一部画像はJR東日本提供