
伊勢鉄道では,2025(令和7)年4月5日(土)・6日(日),JR東海名古屋車両区所属のキハ25形と美濃太田車両区所属のキハ75形を使用した臨時快速列車が,鈴鹿サーキット稲生—津間で運転されました.
これは,三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催された「2025 FIA F1世界選手権シリーズ Lenovo 日本グランプリ」にともなうもので,レース終了後の夕刻から夜間にかけて帰宅客輸送のために運転されたものです.
ふだん伊勢鉄道を走行する列車で,キハ25形,キハ75形を使用し,津駅が終着となる列車は設定されていないことから,今回,使用車両とともに漢字ひと文字の行先表示を表示しためずらしい姿となりました.
中瀬古では,津に向かうキハ75形と,名古屋方面への帰宅客輸送のため,特急“鈴鹿グランプリ2号“送り込み回送列車として鈴鹿サーキット稲生に向かうJR東海名古屋車両区所属のHC85系6両編成が交換するシーンも見られました.
写真:中瀬古にて 2025-4-6
投稿:志摩 敬