
北大阪急行では,2025(令和7)年3月24日から「万博ラッピング列車」の運転が始まりました.
これは,2025(令和7)年2月24日(月休)に北大阪急行電鉄が開業55周年を迎え,4月から再び大阪で万博が開催されることから,これを記念するとともに,「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の機運を盛り上げるために企画されたものです.
ラッピングが施されたのは9000形9005編成で,箕面萱野方先頭の9005号車には,1970(昭和45)年の「日本万国博覧会」当時に運転されていた2000形のデザインをラッピングで再現,窓には当時のようすを写した写真が配置されています.また,北大阪急行電鉄キャラクターの北鳩家族(きたきゅうふぁみりー)が70年代のファッションを身につけているようすもあります.なかもず方先頭の9905号車には「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」をモチーフとし,キャラクターのミャクミャクを主としたデザインを施しています.編成の前後にはそれぞれ異なるデザインのヘッドマークを取り付けています.
運転は,「大阪・関西万博」最終日の2025(令和7)年10月13日(月祝)までの予定です.

写真:桃山台—千里中央間にて 2025-3-24
投稿:谷口 郁由