
JR西日本では,2025(令和7)年3月15日(土)のダイヤ改正から,新大阪—桜島間で臨時快速“エキスポライナー”の運転が開始されました.
初日の営業運転1番列車には,吹田総合車両所森ノ宮支所所属の323系LS17編成(8両編成)が投入され,その後は新大阪10時45分発,桜島行きから,323系LS12編成「JR WEST Parade Train」を投入,日中時間帯の新大阪—桜島間を繰り返し往復走行する姿が見られました.
車両前面および側面表示器には,2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマカラーの赤色(細胞)と青色(水)を背景に,異なるいのちが集い,未来を共に生み出すための「共同体」を示すデザインエレメント「GROUP」のうち,「異なる個性が出会う,壁を超えて,他者に出会う」ことを表現した「Join」シンボルマークと,「エキスポライナー EXPO Liner」の文字がデザインされています.
列車名の“エキスポライナー”は,1985(昭和60)年に茨城県筑波郡(現在のつくば市)などで開催された「国際技術博覧会」(つくば科学万博)開催期間中の臨時快速列車に使用されて以来,40年ぶりの復活・設定となりました.
この臨時快速“エキスポライナー”は,今年2025年10月13日(月祝)まで運転されることとなっています.

写真:野田にて 2025-3-15
投稿:志摩 敬