
JR四国では,2025(令和7)年3月8日(土),特急“うずしお1号”(高松発,徳島行き)が高松運転所所属のキハ185系5両編成で運転されました.編成は下り方(徳島方)から,キハ185-24(剣山色)+キロハ186-2「ゆうゆうアンパンマンカー」+キハ185-21(四国色・四国標準色)+キハ185-9(剣山色)+キハ185-17(復刻国鉄色)でした.
これは,香川県立アリーナ(「あなぶきアリーナ香川」・香川県高松市・高松駅から徒歩約3分)で開催される音楽フェスティバル「Hello Arena 2025」参加者輸送にともなう車両増結手配により,特急“うずしお8号”(徳島発,高松行き)の増結車両に使用される2両(キハ185-9+キハ185-17)が,自由席車両として特急“うずしお1号”所定編成の後部(上り方・高松方)に連結されたものです.3月8日(土)は,特急“剣山3号・5号・6号・8号”(徳島—阿波池田間)で使用されるキロハ186-2「ゆうゆうアンパンマンカー」も送り込みを兼ねて連結されたため,今回の5両編成が実現しました.
今年2025年3月15日(土)に実施されるダイヤ改正で,特急“うずしお”は全列車が2600系・2700系で運転されることが発表されており,1988(昭和63)年4月の瀬戸大橋開通時から37年間にわたり,高徳線で活躍したキハ185系特急“うずしお”は見納めとなることから,通い慣れた道を長編成で去り行くシーンを見送る多くのファンの姿が沿線各地で見られました.
写真:吉成—佐古間にて 2025-3-8
投稿:志摩 敬