写真：JR西日本「はなあかり」　　松本洋一撮影

JR西日本は，観光列車「はなあかり」の2025（令和7）年春季の運転計画について，大阪—尾道間（山陽本線経由）で運転すると発表した．
　運転期間は4月5日（土）から6月29日（日）までの土曜・日曜で，下り（大阪発尾道行き）が土曜出発，上り（尾道発大阪行き）が日曜発となる（5月3日・4日を除く）．
　下りは大阪10：02発→尾道15：27着．途中，三ノ宮・神戸・姫路・岡山・倉敷・福山に停車する．上りは尾道11：20発→大阪16：41着で，途中，福山・倉敷・岡山・姫路・神戸・三ノ宮に停車する．
　大人1名あたりの料金は，大阪—倉敷間のスーペリアグリーンが10610円，グリーン車指定席が8410円となる．大阪—尾道間ではスーペリアグリーンが13320円，グリーン車指定席が11120円となる（いずれも片道・通常期・2名利用の場合）．
　車内では，事前予約限定で地元ならではの食材を使用した食のサービスを提供する．またアテンダント3名が乗車し，地域ならではのお土産品や飲料，「はなあかり」グッズを販売するほか，駅でのお出迎えや車内での地産品の販売など乗客と地域を結ぶふれあいの場を一部日程で設定する．尾道への運行にあわせて，車内の調度品やスーペリアグリーン車飾り棚の調度品を岡山県や広島県の工芸品・アート作品に入れ替える．
　きっぷについては，全国の駅のみどりの窓口やおもな旅行会社窓口，JR西日本ネット予約サービス「e5489」で，2025（令和7）年3月5日（水）10時から発売する．グリーン車指定席は，「e5489」での観光列車チケットレス（別途要運賃）を設定するほか，「事前申込サービス」の利用も可能とする．あわせて，一部の座席は「tabiwaトラベル」で旅行商品として販売される予定．
　詳しくは，「はなあかり」特設WEBサイトでも案内される．

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