JR東海は,新幹線電気軌道総合試験車923形0番代「ドクターイエロー」(T4編成)について,先頭車1両を,リニア・鉄道館に展示すると発表した.
923形0番代(T4編成)は,2001(平成13)年9月から運用を開始し,2005(平成17)年に登場したJR西日本所属の3000番代(T5編成)と交互に走行して東海道・山陽新幹線(東京—博多間)の検測を実施し,その検測データにより,新幹線の安全・安定輸送を確保している.このうち,0番代(T4編成)は,2025(令和7)年1月をもって検測走行を終了し,引退することが決まっている.
923形0番代(T4編成)7両のうち,923-7(7号車)が,現在922形(T3編成)の922-26(7号車)が展示されている場所で展示される.これにともない,922-26は展示を終了し,所有元であるJR西日本へ返却される.
このほか,922形(T3編成)の展示終了と923形0番代(T4編成)の展示開始時には,イベントを開催する予定で,詳細は決まり次第,発表される.
一部画像は,JR東海ニュースリリースから