熊本電気鉄道は，2025（令和7）年2月3日（月）にダイヤ改正を実施すると発表した．
　今回の改正は，運転士の退職にともない，現行ダイヤの維持が困難となったことから，便数を減らしたダイヤでの運行を行なうために実施する．現行ダイヤではコロナ禍以後，利用客の回復にあわせて慢性的な遅延が発生していることを受け，ダイヤの間隔に余裕を持たせることで適正な運行を目指し，列車の安全運行をさらに向上させる．
　藤崎宮前—御代志間は，朝ラッシュ時（6時30分～9時）と夕ラッシュ時（16時～20時）の運行を，20分間隔に変更する（現行15分間隔）．また昼間（9時～16時）と夜間（20時～21時）の運行については，40分間隔に変更する（現行30分間隔）．
　上熊本—北熊本間の運行は，終日40分間隔に変更する（現行30分間隔）．なお13時台のみ，北熊本駅での接続列車調整のため，30分間隔とする．
　また，御代志発藤崎宮前行きと上熊本発北熊本行きの始発の繰り下げおよび終電の繰り上げもあわせて行なう．
　これにより，運転本数は平日121本（現行159本），金曜121本（現行161本），土曜97本（現行148本），日曜・祝日91本（現行120本）となる．運転時間については，藤崎宮前—御代志間が31分（現行26分）となる．なお，上熊本—北熊本間は現行の9分から変更しない．
　詳しくは，熊本電気鉄道のページに掲載されている．