
写真:東京地下鉄1000系 目黒義浩撮影 中野車両基地にて 2011-10-5(取材協力:東京地下鉄)
東京メトロは,「東京メトロ24時間券」などの一部企画乗車券について,2025(令和7)年3月15日(土)から,発売額の改定などを実施すると発表した.

これは,近年における物価高騰や人材確保の難化といった経営環境下においても多様化した外出需要に対応し,安全で安心な輸送サービスを維持・向上することを目的に実施するもの.
改定後の発売額は大人700円(現行600円),小児350円(現行300円)で,修学旅行などの教育旅行を目的とした学生用企画乗車券である「東京メトロ学生用24時間券」も350円(現行300円)に改定する.
改定にともない,小田急電鉄,東急電鉄,東武鉄道,首都圏新都市鉄道(TX),西武鉄道,東葉高速鉄道,埼玉高速鉄道,京王電鉄,相模鉄道で販売されている共通企画乗車券(各種メトロパス,共通1日乗車券)についても,発売額を改定する.各事業者との共通企画乗車券の改定額については,東京メトロ ニュースリリースに掲載されている.
このほか,「東京メトロ24時間券」の前売り券の発売場所を,オンライン発売のみに変更する.また「東京メトロ24時間券」を対象に,2025(令和7)年3月からクレジットカードのタッチ決済やQRコードを活用した新たなサービスを展開し,利便性向上を図る.詳細は決まり次第,発表される.
一部画像は,東京メトロ提供