東急電鉄は,田園都市線 宮崎台駅について,2025(令和7)年1月からホーム・コンコースの内外装と駅前広場のリニューアル工事を開始すると発表した.
ホームの外壁面は,ガラス材を使用することで外の風景とのつながりをホーム上からも感じることができ,駅前広場からもホーム上の人や電車の動きが見えることでまちとのつながりを意識したものとする.
コンコースについては,一部に木製天井を設置するなど,駅構内でも並木道の心地よさを体感できる仕上げ材を使用する予定.
駅前広場については,植栽帯の整備やベンチなどの休憩スペースを増設し,「まちのリビング」を体感できるような空間とする.
宮崎台駅は駅周辺に並木道があり,歩行者に木陰や清涼な空気を届ける緑豊かな環境にあることから,並木道の心地よさを駅から感じられるよう,また駅自体が「まちのリビング」のような存在となるために,「まちとのつながり」を意識し,「まちへ開いた駅」となることを目指す.
竣工は2028(令和10)年度の予定.
画像はすべて東急電鉄ニュースリリースから