2024(令和6)年12月5日(木)から6日(金)にかけて,東武鉄道60000系61601編成が,栗橋(南栗橋)から京都貨物まで甲種輸送されました.写真は12月6日(金),新鶴見機関区所属EF65 2096のけん引で東海道本線を西下中のシーンです.
車両側面窓ガラスに掲出されている車票の着駅が「徳庵」となっていたことから,今後,京都貨物から吹田貨物ターミナルを経て,近畿車輌に入場するものと思われます.
東武鉄道の発表によると,近畿車輌では今後,東武鉄道の新形車両80000系125両(5両編成×25本)が製造予定となっており,このうち18本については4両を新規製造し,既存の60000系から付随車(サハ64600形)1両を流用,5両編成として出場するとのことです.これにより,既存の60000系は18本すべてが付随車(サハ64600形)を外した5両編成で順次運用に復帰し,営業運転に投入される予定となっていることから,今回の甲種輸送は80000系の新規製造および,60000系の5両編成化改造に関連するものと思われます.
写真:逢妻—大府間にて 2024-12-6
投稿:志摩 敬