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山陽電鉄,2025年2月22日にダイヤ改正を実施
~直通特急・特急の停車駅に別府駅を追加〜

山陽電気鉄道6000系

写真:山陽電気鉄道6000系  編集部撮影  東二見車庫にて  2016-4-13(取材協力:山陽電気鉄道)

山陽電気鉄道は,2025(令和7)年2月22日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
 今回の改正では,平日・土休日ダイヤとも「直通特急」・「特急」の停車駅に別府駅を新たに追加し,加古川市南部地域の住民や,加古川臨海地区の工場地帯などへ通勤客の利便性向上を図る.
 深夜時間帯には,山陽明石24:04発の東二見行き「普通」を新設する.山陽明石で阪急神戸三宮発飾磨行きの最終「S特急」と接続し,西新町から山陽魚住までの各駅へ向かう乗客の利便性向上を図る.山陽姫路発の東二見行き「普通」1本を東二見23:27発の山陽明石行きに変更するほか,阪急神戸三宮発飾磨行き「普通」1本を飾磨23:59発の山陽姫路行きに変更する.このほか山陽姫路24:09発の飾磨行き「普通」を新設し,山陽姫路発飾磨行き最終の「普通」については出発時刻を4分繰り下げ,24:28発とする.
 平日ダイヤでは,現行で東二見5:59発の山陽姫路行き「特急」の始発駅を西代5:33発に変更し,早朝時間帯において須磨・垂水・明石地区から高砂・姫路方面への速達化を図る.この「特急」は,板宿・月見山・山陽須磨・山陽垂水・舞子公園・山陽明石・東二見・別府・高砂・大塩・飾磨に停車し,途中の山陽明石・東二見・大塩で「普通」と接続する.
 朝のラッシュ時間帯では,霞ヶ丘発高砂行きの下り「S特急」3本の運行時刻を,それぞれ約13分繰り上げる.これにともない,同時間帯の東須磨発霞ヶ丘行き「普通」3本の時刻も同様に,それぞれ約13分繰り上げる.なお,東須磨発霞ヶ丘行き「普通」は,現行どおり霞ヶ丘駅に到着後,後続の「直通特急」の通過を待ってから高砂行き「S特急」として運用されるため,乗り換えずにそのまま乗車できる.
 夕方のラッシュ時間帯では,上り「S特急」3本の始発駅を,高砂から山陽姫路に変更する.この「特急」は,手柄から東二見までの各駅と,藤江・山陽明石・霞ヶ丘・山陽垂水・滝の茶屋・山陽須磨・月見山・板宿から高速神戸までの各駅と元町に停車し,途中の新開地で阪急大阪梅田行きの「特急」に接続する.
 このほか,平日,土休日とも利用状況などに応じて,運転本数や区間,発着時刻などを見直す.詳しくは,山陽電気鉄道ニュースリリースに掲載されている.

写真はイメージです.

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