阿武隈急行では，「あぶQ フェスティバル ～来てくだ祭～」が，2024（令和6）年11月16日（土）に梁川車両基地で開催されました．梁川駅から車両基地のイベント会場まではシャトル列車が臨時運行され，すべてAB900系AB-3編成（黄色）が使用されました．
　会場で，車両や鉄道部品，同鉄道内でかつて装着されていた各種ヘッドマークの展示，Nゲージ（鉄道模型）走行のお披露目，ステージライブ，飲食物や駄菓子，オリジナルグッズの販売，縁日などが行なわれました．
　8100形A-11編成は親子連れ限定で行なわれた運転席公開と列車休憩所として公開され，8100形A-17編成は福島方のAM8117の正面行先表示器がLED式へ変更される前の幕式の物へ変更された姿とされました．このほか，AB900系AB-4編成（桃色），軌道モータカー，マルチプルタイタンパー（通称：マルタイ）も展示されました．
　ヘッドマーク展示では，かつて8100形に装着されていた「ホリデー宮城おとぎ街道号」，「阿武急むかし話めぐり」，「想いが つなぐ 阿武隈急行 全線 再開通 2022．6．27」，2022（令和4）年の12月18日（日）のラストランを最後に引退をした8100形A－5編成に同年の12月9日（金）より装着されていた「ありがとう！ A-5号車 1988.7.1-2022.12.18」と書かれた計4種類のヘッドマーク（いずれもイラスト式）が展示されました．
　なお，今回のイベントで公開された8100形のうちA-11編成は11月23日（土祝）のラストランを最後に引退する事が先日，公式WEBサイト内で発表されています．