JR西日本は,特急“こうのとり”などに使用されている289系に,「松葉ガニ」をPRするラッピングを施し,2024(令和6)年11月7日(木)から運転を開始すると発表した.
これは,日本旅行と連携して発売している「かにカニ日帰りエクスプレス」の開始にあわせたもので,「松葉ガニ」の一大名産地である兵庫県北部の但馬地域を代表する,4つのブランドの「松葉ガニ」をあしらったデザインを,289系(4両1本)の1号車と4号車にラッピングする.
運転初日の11月7日(木)は,城崎温泉駅で地元住民によるお出迎えを実施する予定.以降は2025(令和7)年3月ごろまで,おもに特急“こうのとり”(新大阪—城崎温泉間)や,特急“きのさき”(京都—城崎温泉間)で運用される予定.
あわせて,ラッピング列車運転期間には,福知山・豊岡・城崎温泉などの駅到着前に流れる車内チャイムとして,音楽ユニット・PUFFYの名曲「渚にまつわるエトセトラ」のワンフレーズを使用する.対象はラッピング列車に限らず,一部の特急“こうのとり”,“きのさき”,“はしだて”,“スーパーはくと”,“はまかぜ”,“かにカニはまかぜ”で実施する.
画像はすべてJR西日本提供