仙台市交通局と日立製作所は,仙台市地下鉄南北線の3000系が2024(令和6)年度の「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した.
3000系は,無塗装化による環境負荷の低減や,車いす・ベビーカースペース設備や車両の低床化によるホームとの段差縮小などのバリアフリー施策拡充に加え,これまでの1000N系車両を継承した造形,「杜の都」仙台に馴染む色や柄を採用している.
ケヤキ並木をイメージしたシート・ファブリックと爽やかな木目調の仕切り板を採用することで,明るさの中にも静謐(せいひつ)さが漂う内装デザインとなっている点や,ホームと車両の段差が小さくなり,ペアガラスの採用により静音性が向上したことで,乗客の安全性と快適性の向上にも寄与した点が評価された.
仙台市地下鉄3000系が「グッドデザイン賞」を受賞
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