阪神電気鉄道は，1905（明治38）年4月12日，大阪（出入橋）—神戸（三宮）間で日本初の本格的な広軌高速による都市間大形電車として営業を開始した．現在は，阪急阪神ホールディングスグループの中核会社として，30社以上の阪神グループ各社とともに，都市交通事業，不動産事業，スポーツ・エンタテインメント事業，情報・通信事業，建設・環境事業など，多岐にわたる事業を展開している．

　記念ロゴマークのデザインコンセプトは『「お客さま」と「街」と「私たち」がともに歩んだ120年、そしてこれからともに歩んでいく「未来」。』で，阪神電車・阪神甲子園球場・六甲山など特長となるモチーフを採用するとともに，利用客に寄り添い，沿線とともに歩んできた企業姿勢や，今後150年，200年，さらにその先を見据え走り続ける意志を「無限（∞）」で表現している．
　記念ロゴマークは今後，各種広報媒体や印刷物などで2026（令和8）年3月末（予定）まで使用されるほか，開業120周年の記念・関連施策については，決まり次第，順次発表される．

画像はいずれも阪神電気鉄道提供