JR西日本では,2024(令和6)年9月23日(月休)から,下関総合車両所広島支所所属の227系A12編成(3両編成)を使用した「ラッピングコラボトレイン」の運転が開始されました.
同編成は,広島市,広島電鉄,JR西日本の三者連携企画(既報)により,広島電鉄5100形「Green mover max(グリーンムーバーマックス)」車両デザインがフルラッピングで再現されています.編成前後・貫通扉窓ガラスには5100形5101号と同じデザインのヘッドマークシールも貼り付けられています.当初9月20日(金)から運転開始予定となっていましたが,9月23日(月休)夜からの運転となり,呉線に入線,翌日の9月24日(火)は広発,由宇行き普通列車605Mとして走行しました(写真).
605Mは,平日早朝に由宇(山口県岩国市)を終点とする唯一の列車で,山陽本線広島以西の走行初日にめずらしい行先を表示した姿が注目されました.227系0番代A12編成「ラッピングコラボトレイン」は今後,2026(令和8)年度中まで山陽本線(福山—新山口間),呉線(三原—海田市間),可部線(横川—あき亀山間)で運転される予定です.
写真:広島にて 2024-9-24
投稿:志摩 敬