JR四国では,2024(令和6)年9月29日(日)に高架化される松山駅で,9月14日(土)に見学会が実施されました.
松山駅付近連続立体交差事業は,愛媛県などの主体事業で実施されたもので,全体事業費はおよそ607億円で,約2.4kmが高架となり踏切8ヵ所が廃止となります.新駅舎の1階と2階のコンコースの天井には愛媛県産の木材スギ・ヒノキが使用され,おもてなしの空間が演出されてます.QRコード対応(ICOCA,Suicaなどには非対応)自動改札機やガラス張りのウォークインタイプの有人改札も設置されています.3階は,2面4線のプラットフォームで,1番線は,特急“しおかぜ”・“いしづち”が,2番線は,特急“宇和海”が発着し,乗換えもスムーズになります.3・4番線は,普通列車の発着となります.高架下の商業ゾーンは,だんだん通り(だんだんは,伊予弁で「ありがとう」という意味)と名付けられ,14店舗がオープンします.
見学会に参加した市民らは,真新しい駅舎内や,開業後には,立ち入ることができない,引上げ線などの写真などを撮るなどして,開業前の新しい駅を楽しんでいました.
写真:松山にて 2024-9-14
投稿:尾崎 明彦