JR東海は,東海道新幹線の駅舎として初めて,岐阜羽島駅に東海道新幹線再生アルミを外装材として活用すると発表した.
「東海道新幹線再生アルミ」は,通常のアルミを新製する場合に比べて,製造時の二酸化炭素排出量を97%削減し,環境への負荷を軽減できる.
岐阜羽島駅では,老朽化にともなう駅舎外装(北側,南側)の改良を進めており,新設する外装に再生アルミが活用される.羽島市が繊維の一大産業地であることから,繊維が縦糸と横糸となり織り込まれるようすを表現する.また,木曽川と長良川が付近に位置することから,清流の水面もモチーフとして取り入れたデザインとする.
工事完了時期は,2024(令和6)年12月中旬ごろを予定している.
画像はいずれもJR東海ニュースリリースから