京阪大津線では,沿線の著名な近江牛専門店「松喜屋」のラッピング電車が運転されています.
「松喜屋」は,1883(明治16)年に東京・銀座で開業し,当時「すき焼きは銀座の松喜屋」とも称された名店であり,ここに近江牛を納めた縁により暖簾を受け現在まで盛業する大津線沿線の「松喜屋」も,著名な名店として知られています.
ラッピングは600形617+618に施されており,ロイヤルマルーンの地色と随所に金色をあしらった高級感あふれるベースに,宮内庁御用達であった歴史や三大和牛のひとつ近江牛の魅力をアピールするデザインに仕上がっています.
写真:びわ湖浜大津にて 2024-9-3
投稿:藤原 正博