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京都鉄道博物館でキハ189系「はなあかり」の特別展示

京都鉄道博物館でキハ189系「はなあかり」の特別展示

京都鉄道博物館では,2024(令和6)年8月30日(金)から9月3日(火)まで,京都鉄道博物館本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアで,吹田総合車両所京都支所所属のキハ189系「はなあかり」特別展示が実施されています.
 これは,京都鉄道博物館,JR西日本,日本旅行の3社共同企画によるもので,会場では3両編成を展示線2線に分割し,展示されています.写真は,単独で展示されているキロ189-8005(スーペリアグリーン車)です.車体色に採用されている「檳榔子染(びんろうじぞめ)色」とは,マレーシア原産で日本には756(天平勝宝8)年に渡来したとされるヤシ科の植物「檳榔(びんろう)」の種子を使用した染料をイメージしたもので,赤みを帯びた黒褐色が特徴であり,「檳榔子黒」とも呼ばれ,紋付黒染の中では最高級とされている色です.
 また,列車名「はなあかり」には,沿線地域に光を当て,華やぎが広がって行くようすをイメージし,西日本の「とっておきに『あかりを灯す』」と言う意味が込められているとのことです.

写真:京都鉄道博物館にて 2024-8-30
投稿:志摩 敬

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