JR東日本では,2024(令和6)年の8月1日(木)~4日(日)・10日(土)~18日(日)の13日間,C58 239を使用して12時(正午)と17時に汽笛での時報を行ないました.
これは毎年夏に盛岡市内で行なわれる伝統行事「盛岡さんさ踊り」の期間中,多くの観光客が訪れたり,お盆休み期間中に帰省する方が多くなる時期にあわせて企画されたもので,初日の1日(木)と最終日の18日(日)の2日間は,正午の時報のみC58 239が検修庫から出てきて転車台に乗る形で汽笛による時報が行なわれました.
2014(平成26)年4月12日(土)から2023(令和5)年6月11日(日)まで釜石線の花巻—釜石間を走行していた観光列車「SL銀河」のけん引機として活躍したC58 239ですが,2023(令和6)年6月に稼働を終了してから,1年2ヵ月が経過し,同機の今後の動向が注目されます.
写真:盛岡車両センター SL検修庫にて(敷地外から撮影) 2024-8-18
投稿:片平 宏之