京王電鉄では,若葉台車両工場に入場していた8000系8連の8730編成が,車体修理工事を終えて運用に復帰しました.同編成は,2024(令和6)年8月6日(火)に試運転を行ない,翌7日(水)から営業運転についています.
13編成が製造された8000系の8両編成は,新製時は編成中にパンタグラフが3基(デハの3号車,6号車,7号車の京王八王子・橋本寄りに1基ずつ搭載)でしたが,車体修理工事や機器更新工事の際にデハの2号車にもパンタグラフが増設されてきました.
この8730編成は,編成内のパンタグラフが3基のみで残っていた最後の編成でしたが,今回の車体修理工事にあわせて2号車のデハ8180にもパンタグラフが増設され,8000系の8両編成は全編成がパンタグラフ4基搭載となりました.
写真:笹塚にて 2024-8-8
投稿:三上 彰