
京阪大津線では,2024(令和6)年8月7日(水)から,沿線を舞台にした小説「成瀬は天下を取りにいく」の主人公・成瀬あかりをデザインしたラッピング電車を運転しています.
「成瀬は天下を取りにいく」は,2024年本屋大賞を受賞し一躍大津を全国区に知らしめた宮島未奈さんの小説で,大津を舞台とし,作中には京阪大津線沿線のスポットが多数登場します.これにちなみ,7月27日(土)から行なわれている「主人公・成瀬あかりがびわ湖大津観光大使として案内する」という設定の大津線沿線スポットのスタンプラリーに連動し,ラッピング電車が登場したものです.
ラッピングは600形601+602に施されており,湖都・大津らしい水色のベースに,表紙や続編「成瀬は信じた道をいく」などで登場したさまざまな成瀬あかりのイラスト・沿線スポットが描かれ,成瀬の住む街・大津のイメージを強くアピールしています.
このラッピング電車の運行は2025(令和7)年2月9日(日)まで,また,スタンプラリー開催は2024(令和6)年10月31日(木)までの予定です.
写真:びわ湖浜大津にて 2024-8-7
投稿:藤原 正博