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キヤノン,「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」を発売

「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」

▲左から「RF24-70mm F2.8 L IS USM」,「EOS R5 Mark II」+「RF70-200mm F2.8 L IS USM」,「RF24-105mm F4 L IS USM」,「EOS R1」+「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」.鉄道写真にピッタリのレンズとの組み合わせ.

キヤノンは,フルサイズミラーレスカメラの新製品として「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」を発売すると発表しました.両機種とも新開発の映像エンジン「DIGIC Accelerator」を採用し,映像エンジン「DIGIC X」との組み合わせによる新たな映像エンジンシステム「Accelerated Capture」が搭載されています.これにより,カメラ内部で画素数を4倍とするアップスケーリングが可能となるほか,ディープラーニング技術を活用した「ニューラルネットワークノイズ低減」機能により,撮影した画像をカメラ内で処理することで,夜間や地下などにおいて高いISO感度で撮影した画像のノイズを低減し,高画質な画像を生成することができるようになっています.

「EOS R1」

▲「EOS R1」+「RF24-105mm F4 L IS USM」

 「EOS R1」は「1」の数字が示すとおり,「EOS R システム」初のフラッグシップモデルとなります.デュアルピクセルCMOS AF初となるクロスAFに対応することで,被写体の模様や障害物の影響を抑えて被写体を捉えることができ,安定した撮影を実現します.新開発の有効画素数最大約2420万画素のフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサを採用し,常用ISO感度100~102400(静止画撮影時)をカバーすることで,日中から夜間までさまざまなシーンで高画質な撮影が可能です.ローリングシャッター歪みは「EOS-1D X Mark III」のメカシャッターと同等レベルまで低減され,電子シャッター時は最高約40コマ/秒で,ファインダーが暗転しないブラックアウトフリー撮影が可能となります.電子ビューファインダーはEOSシリーズ最多となる約944万ドット,ファインダー倍率約0.9倍となっています.
 「EOS R1」は11月発売予定で,キヤノンオンラインショップでは7月23日(火)10時から予約を受け付けます.同ショップでの販売価格は108万9000円(税込)です.

「EOS R5 Mark II」

▲「EOS R5 Mark II」+「RF24-105mm F4 L IS USM」

 「EOS R5 Mark II」は2020年7月に発売された「EOS R5」から静止画・動画性能を大幅に進化させたモデルです.新開発のフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサにより,約4500万画素の高解像度と常用最高ISO51200(静止画撮影時)の高感度を両立し,高画質な静止画撮影を実現しています.電子シャッター時は最高約30コマ/秒の撮影が可能で,「EOS R5」と比較し,大幅にローリングシャッター歪みを低減しています.「CINEMA EOS SYSTEM」との機能共通化により,本格的な映像制作にも対応し,8K60P RAWの本体記録が可能となるなど,さまざまな形式の動画が撮影できます.放熱性能をさらに強化するグリップ一体形の「クーリングファン CF-R20EP」も発売されます.
 「EOS R5 Mark II」は8月下旬に発売予定で,キヤノンオンラインショップでは7月23日(火)10時から予約を受け付けます.同ショップでの販売価格は65万4500円(税込)です.

 なお,フォトハウス銀座とフォトハウス大阪では,2024(令和6)年7月19日(金)から8月3日(土)まで,「EOS R1・EOS R5 Mark II タッチ&トライ」が開催されます.また,キヤノンプラザ Sコミュニケーションスペースと名古屋支店 コミュニケーションスペースでは,同期間,「EOS R5 Mark II タッチ&トライ」が開催されます.事前予約は7月18日(木)10時から専用のWEBサイト(https://ph-web-yoyaku.rsvsys.jp)で受け付けます.

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