鉄道ファン2024年10月号(通巻762号)
『鉄道ファン』2024年10月号
2024年8月21日発売
定価1250円(税込)
鉄道ファン2024年10月号
2024年8月21日発売
定価1250円(税込)
鉄道ファン2024年10月号(通巻762号)
特集 新幹線60年
目次を見る
アンケートdeプレゼント

ドキュメンタリー映画「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」特別映像を公開

label
映画「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」

台湾南部の鉄道路線「南廻線」の鉄道員やその家族,「南廻線」を愛する人々の想いを記録として残したドキュメンタリー映画「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」が,2024(令和6)年7月5日(金)に,新宿武蔵野館ほかで順次公開されることに先立ち,特別映像がYouTubeで公開されています.
 2分34秒の映像には,「南廻線」を走るさまざま列車の走行シーンや,運転士や整備士のふだん聞くことのできない想いが語られる映像などで構成されています.
 映像は,機関区を出発するDT650形蒸気機関車の勇ましい姿から始まります.「発車オーライ」の声を合図に機関車の煙突からはきだされる蒸気,力強く動き出す車輪,そして空中撮影による走行シーンは迫力満点です.
 また,実際に列車を走らせる運転士たちが登場し,幼いころの「運転士になりたい」という夢を叶えた若い運転士が,実際に運転席で列車を運転する姿は頼もしく見えます.このほか,裏方として鉄道を支える整備士たちの鉄道を安全に運行させるための日々努力する姿や,脱線して転覆した列車を見て涙を流したという整備士の証言を見ることができます.

DT650形蒸気機関車

 そんな運転士や整備士によって運行される列車で,のんびりと旅をする乗客たちや,列車を追い求める鉄道ファンたちの姿が続きます.最後に映像は列車が海と山の間に敷かれたレールを走り抜けていく姿で締めくくられます.特別映像には日本語字幕はありませんが,列車と鉄道員たちの熱い姿を映像でご堪能ください.
 新宿武蔵野館では劇場公開を記念して,公開初日の7月5日(金)から,入場者プレゼントが進呈されます.電化され,その姿を見る機会が少なくなった蒸気機関車,台湾鉄道を象徴するオレンジカラーのディーゼル機関車,そしてディーゼル機関車と「藍皮車」とも称される青色の普通客車の写真で構成された特製ステッカーです.
 プレゼントは,入場時に先着で,ひとりにつき1枚のプレゼントです(数量限定につき,なくなり次第配付終了).

©Pineal Culture Studio

■特別映像について
配信先 武蔵野エンタテインメント公式YouTubeチャンネル
■作品概要
タイトル 郷愁鉄路~台湾、こころの旅~
内容 ●台湾南部の鉄道路線「南廻線」は,パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など大自然の中をSLやディーゼル列車がのんびりと走り抜ける旅情豊かな路線でしたが,2020(令和2)年に全線で電化され,その模様は変化を遂げました.
●台湾でドキュメンタリー監督として活躍するシャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ,失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラに収め,鉄道員やその家族,「南廻線」を愛する人々の想いを記録として残したものです.
上映開始日 2024(令和6)年7月5日(金)
上映場所 新宿武蔵野館 ほか
※以降,全国順次公開
監督 シャオ・ジュイジェン(簫菊貞)
スタッフほか ●プロデューサー...チェン・ボーウェン(陳博文),シェン・イーイン(沈邑頴)
●編集...チェン・ボーウェン(陳博文),チェン・ユーツォン(陳昱璁)
●音響...ドゥ・ドゥーチー(杜篤之),シェ・チンジュン(謝青㚬)
●日本語字幕...樋口裕子(翻訳協力:小田急電鉄株式会社/G)
製作 Pineal Culture Studio(上善醫文化工作室)
配給 武蔵野エンタテインメント
ご案内 映画「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」公式WEBサイト
このページを
シェアする