JR貨物では，2024（令和6）年6月9日（日），石油製品輸送用私有タンク車タキ43000形6両（日本オイルターミナル所有5両，日本石油輸送所有1両），タキ44000形1両（日本オイルターミナル所有）が，新鶴見機関区所属EF65 2090のけん引で川崎貨物から稲沢まで輸送されました．
　編成は，EF65 2090＋タキ43355＋タキ43348＋タキ43350＋タキ43002＋コタキ44156＋タキ43352＋タキ43467＋コキ104-1753（東京貨物ターミナル発，新南陽行き回送車）の順に連結・組成され，タンク車は7両すべてに神奈川臨海鉄道・浮島町発，名古屋臨海鉄道・東港（とうこう）行き，「廃車」の車票が入れられており，今後，稲沢から折り返し，笠寺を経て東港に輸送，廃車となるようです．
　今回の廃車予定車両には，タキ43000形初期車のタキ43002や，タキ44000形唯一の稼働車であったコタキ44156（ともに日本オイルターミナル所有）が含まれており，タキ44000形はコタキ44156の廃車によって全車廃車・廃形式となります．