JR東日本首都圏本部は,渋谷駅の新南改札を新駅舎に移転し,2024(令和6)年7月21日(日)の初電から使用を開始すると発表した.
新駅舎については,JR東日本と渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合・東急株式会社・渋谷区が協力し,渋谷駅に隣接する国道246号線南側のまちづくりを進めており,駅へのアクセス性向上のため,線路上空に新駅舎を建設してきた.新たな新南改札は新駅舎の3階に位置し,改札,券売機,トイレ,店舗,階段,エスカレータ,エレベータを整備する.
新南改札の移転により,山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスが可能となる.なお,山手線ホームへは,供用開始時点でエスカレータのみ使用を開始する.現行の新南改札は,7月21日(日)0時30分をもって閉鎖する.
新駅舎は鉄骨造6階建てで,1~2階はホームと荷捌きスペース,3階は駅設備・オフィスエントランス・店舗(改札内2店舗,改札外2店舗),4~6階はJR東日本ビルディングが運営する賃貸オフィスとなる.
全面開業は2026(令和8)年度を予定しており,引き続きコンコースの一部設備と上部オフィスフロアの整備を進める.オフィスフロアを含む工事中のエリアの開業時期などについては,詳細が決まり次第,別途発表される.
画像はすべてJR東日本首都圏本部ニュースリリースから