JR九州では,新しいD&S列車となる「かんぱち・いちろく」が,2024(令和6)年4月22日(月)に小倉総合車両センターから出場し,日豊本線を南下しました.大分駅到着後に車両見学会も開催され,親子連れなどが詰めかけました.
「かんぱち・いちろく」は,もと「いさぶろう・しんぺい」用のキハ47形をグリーン席・グリーン個室車に,普通列車用のキハ125形をビュッフェ車にそれぞれ改造・編成されましたが,1号車となる別府方から,2R-16+2R-80+2R-38と従来の付番方式とは大きく異なる車号となっています.
「かんぱち・いちろく」は,4月26日(金)の博多行き“いちろく”から営業運転を開始する予定で,4月24日(水)には,博多駅での展示も予定されています.
また,同日,大分駅では「かんぱち・いちろく」のミニトレインが,改札内通路で公開されました.先頭車両の形状や,車体に配された久大本線をイメージした金色のラインが再現されています.
お披露目当日は,JR九州の担当者と制作を担当した大分県立鶴崎工業高校 産業デザイン科の生徒2名が出席して記者会見も行なわれました.
写真:大分にて 2024-4-22
投稿:麻生 航太郎