相模鉄道では,2024(令和6)年5月中旬から11月ごろ(予定)までの間,10000系に「懐かしの若草版」・「往年の赤帯版」ラッピングを実施すると発表した.
同社では,「デザインブランドアッププロジェクト」の取組として10000系に対してリニューアル工事が進められているが,2002(平成14)年導入当時のスタイルを残す編成も残り約半分となったことから,駅係員の有志で「SOTETSU SERIES 10000 REVIVAL COLOR PROJECT」が企画された.2024年3月23日(土)に開催した「チャリティー撮影会in相模大塚」でオリジナル入場券2種(懐かしの若草版・往年の赤帯版)を販売し,完売時にはその売上金をラッピング費用の一部に充てることで,各テーマのラッピング実現を目指したが,2種類ともに完売したことから,それぞれのラッピングを施すこととなった.
「懐かしの若草版」ラッピングは10000系導入時のカラーをイメージしたもので,クハ10705ほかの8両編成にラッピングを施す.なお,横浜寄り先頭車の車両前面には,導入時に貼付されていたグループマークロゴを再現する.「往年の赤帯版」ラッピングは「10000系が赤帯で登場していたら」というイメージのもと,クハ10708ほか10両編成にラッピングを施す.
運転区間は,いずれも本線(横浜—海老名間)といずみ野線(二俣川—湘南台間)で,相鉄新横浜線(西谷—羽沢横浜国大—新横浜)のほか,JR線・東急線などの相互直通運転区間では運転しない.
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