阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は,阪神なんば線開業と阪神・近鉄相互直通運転開始から15周年を迎えることを記念して,2024(令和6)年3月20日(水祝)から順次15周年記念企画を実施すると発表した.
企画の第1弾として,車両への記念ロゴマークの掲出を開始する.記念ロゴマークは,阪神1000系1本(6両編成)と近鉄5820系1本(6両編成)を対象に,2024(令和6)年3月20日(水祝)から約1年間掲出する予定.
阪神1000系は本線(大阪梅田—元町間),阪神なんば線(尼崎—大阪難波),神戸高速線(元町—西代間)を中心に,相互直通運転している山陽電鉄線(西代—山陽姫路間)や近鉄線(大阪難波—近鉄奈良間)でも運転する予定.
近鉄5820系は近鉄線(大阪難波—近鉄奈良間)と阪神線(大阪難波—神戸三宮間)のほか,車両運用の都合上,京都線・橿原線(京都—橿原神宮前間)でも運転することがあるとしている.
なお阪神電気鉄道では,4月1日(月)から2025(令和7)年3月19日(水)までの間,5001形を除く全編成にオリジナルデザインの副標を掲出する.
このほか両社では,15周年を記念した企画乗車券・記念グッズ・特別な旅行商品の販売や共同でのウォーキングイベント,「鉄道の日」イベントなどを実施する予定で,各イベントの詳細については,決まり次第発表される.
画像はいずれも阪神電気鉄道提供