イベントでは，記念パネルの除幕式が実施されたほか，001系「Laview」を使用する特急“むさし”号の出発合図が行なわれた．
　5周年にあたり，西武鉄道運輸部 飯能駅管区長・大橋正氏は，「本日から1年間，共同キャンペーンとして色々な企画を展開してまいりますが，ひとりでも多くのお客さまに，ラビューに乗って，ここ飯能へお越しいただき飯能のまちとムーミンバレーパークの魅力を実感していただければ幸い」とし，「日頃より飯能駅をご利用のお客様，飯能の地域の皆さまにも，改めてここ飯能エリアの魅力を実感していただけるように努めていく」とコメントした．
　また，株式会社ムーミン物語の副社長・望月潔氏は「（ムーミンバレーパークは）5年間で，メッツァビレッジとあわせて約450万人のお客様が来園されている」とし，「西武鉄道とムーミンバレーパークでこの飯能の街をさらに盛り上げていきたい」とコメントした．

▲記念パネル除幕式のようす

　西武鉄道と株式会社ムーミン物語では，2025（令和7）年3月15日（土）までの間，「特急ラビュー5周年×ムーミンバレーパーク5周年共同キャンペーン」を実施する．このキャンペーンでは，西武鉄道の駅貼りポスターや電車内の中づりポスター掲出のほか，飯能駅では，2024（令和6）3月29日（金）までフォトスポットを設置し，飯能駅周辺ではフラッグも掲出する．
　また，001系「Laview」1編成には，運転台に「ムーミントロール」と「リトルミイ」のぬいぐるみが乗車し，3月末ごろからは，同編成の車内に共同キャンペーンロゴやムーミンバレーパークを身近に感じられる車内装飾を施す．このほかにも両社では，飯能エリアのにぎわい向上に向け，新たな連携企画を順次実施する予定（鉄道イベント3月8日掲載記事参照）．

写真はすべて西武鉄道提供