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スマートフォンアプリ「ふくアプリ」で新サービス「ふくいMaaS」開始
〜福井県の企画乗車切符をデジタル化〜

スマートフォンアプリ「ふくアプリ」で新サービス「ふくいMaaS」開始

▲ふくいMaaS概要

株式会社ふくいのデジタルは,2024(令和6)年3月16日(土)から,スマートフォンアプリ「ふくアプリ」で,福井県内の経路検索や地域の鉄道やバスなどの企画乗車切符を購入・利用できるデジタルチケットサービス「ふくいMaaS(マース)」の提供を開始すると発表した.

 これは,事業主体である福井市など福井県嶺北地方の11市町で構成する「ふくいMaaS協議会」と連携し,地域住民や旅行者の移動ニーズに応じて,複数の公共交通など移動サービスを最適に組み合わせた企画乗車切符について,経路検索や購入・決済,利用までを,「ふくアプリ」をとおして一気通貫で提供するもの.これにより,地域住民だけでなく北陸新幹線金沢—敦賀間の延伸によって,これまで以上に訪れる観光客の移動の利便性向上を目指す.

スマートフォンアプリ「ふくアプリ」で新サービス「ふくいMaaS」開始

▲ふくいMaaSで販売する企画乗車切符一覧

 企画乗車切符は,金曜・土曜・日曜に2900円で29時間,えちぜん鉄道・福井鉄道・京福バスが乗り放題になる「ふくふくきっぷ」や,養浩館庭園・大本山永平寺・一乗谷朝倉氏遺跡を周遊できる交通パス「福旅(ふくたび)」など計14種類を販売する.クレジットカードだけでなく,「ふくアプリ」で展開する福井県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」でも決済できることが大きな特徴で,地域通貨と地域交通の企画乗車切符が連動したサービスは全国でも非常に珍しいケースとなる.
 なお,北陸新幹線金沢—敦賀間の延伸にあわせて,3月16日(土)・17日(日)には,福井市地域交通課がJR福井駅・福井市観光交流センターで,「ふくいMaaS」紹介ブースを設置し,「ふくいMaaS」の使い方などをサポートする.
 今後も,「ふくいMaaS協議会」をはじめとした県内自治体や公共交通事業者と連携しながら,「ふくアプリ」を機軸とした地域サービスのデジタルトランスフォーメーションと地域活性化を進める.また「ふくいMaaS」で提供する「ふくアプリ」のデジタルチケット販売・利用システム(開発パートナー:電通総研)を活用したさまざまなサービス開発も目指すとしている.

画像はいずれも株式会社ふくいのデジタル提供

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