南海電気鉄道と泉北高速鉄道は,中百舌鳥駅4番線のホームドアについて,2024(令和6)年3月12日(火)10時から稼働を開始すると発表した.
今回導入されるのは,三菱重工交通機器エンジニアリング製のホームドアで,駅に停車する車両の種類によって異なる扉位置に対応するため,ドア部が二重引き戸構造となる大開口ホーム柵を採用した.また,安全性向上のために,戸挟防止機能やホームドアと車両扉の間の居残りも検知できるものとなっている.
このほか,中百舌鳥駅3・4番線(難波方面行き)ホームと車両の間に生じる,段差と隙間の縮小工事も完了している.今後は引き続き,3番線ホームのホームドア設置に向けた検討を進めていく予定.