叡山電鉄では,デオ731「ノスタルジック731改」が2024(令和6)年2月22日(木)に営業運転を開始しました.
デオ731はデオ732「ひえい」から始まったデオ700系6両目のリニューアル車で,「ひえい」の深緑系,デオ722の赤系,デオ723の青系,デオ712の黄緑系,デオ711の緑系に続き,デオ731では叡山電鉄開業時に使用されていたデナ1形をイメージし車体は濃い緑系,屋根や屋上機器は鉛丹色(赤みの強い橙色)とされ,車体全体に艶消し処理が施されています.側面の車両番号や会社名は真ちゅうを削り出した立体感のあるものに交換されました.正面中央上部には大形の電球色LED前照灯が左右2個の白色LED前照灯に加えて設置されました.
デオ731のリニューアルにより,未更新で残るのはデオ721,デオ724の2両ですが,デオ724は1月から休車となっており,営業運転に使用されているのはデオ721のみです.
写真:修学院にて 2024-2-22
投稿:浜野 孝幸