南海電気鉄道は,大阪府・高石市とともに取り組む「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」のうち,高師浜線 羽衣—伽羅橋間の高架化工事完了の目途がたったことから,2024(令和6)年4月上旬から列車の運転を再開すると発表した.
事業はこれまで,2005(平成17)年6月に高架化工事着手し,2009(平成21)年11月には南海本線上り(難波方面)を仮線へ切り替え,2011(平成23)年5月に南海本線下り(関西空港・和歌山市方面)を仮線へ切り替えた.その後,2016(平成28)年5月には南海本線下り線の高架切替えが完了し,2021(令和3)年5月には南海本線上り線の高架切替えの完了とともに,高師浜線の高架化工事のため,バス代行輸送が開始された.
高師浜線の高架化工事完了にともない,バス代行輸送は終了し,高師浜線は全線で高架化が完了する.なお,高師浜線の列車運転再開日については,決まり次第,改めて発表される.
画像はいずれも南海電気鉄道ニュースリリースから