南海電気鉄道は,2024(令和6)年1月20日(土)に高野線でダイヤ修正を実施すると発表した.
今回の修正では,3月に稼働開始予定の中百舌鳥駅4番線ホームドア設置にともない,現行の停車時間にホームドアの開閉時間を追加する.なお中百舌鳥駅に停車する列車本数に変更はない.
特急“こうや”については,4月6日から11月30日までの土休日に1本(難波7:00発→極楽橋8:16着)を増発する.
また,極楽橋での特急“こうや”から鋼索線(高野山ケーブルカー)への乗換時間を,現行の平均5分から約8分に見直すことで,極楽橋駅の天井に描かれた「はじまりの天井絵」や「宝来天井絵」,「はじまりの手水舎」,「極楽鳥の願掛羽」を楽しめるようにする.
橋本—極楽橋間では,平日の高野下行きのうち2本を極楽橋行きとし,運転区間を延長する.
土休日ダイヤの昼間時間帯では,九度山駅での停車時間を現行の約20〜30秒から5分以上に見直す.これにともない,九度山駅構内にある「おむすびスタンドくど」のおむすびを,停車時間中に購入することが可能となる.なお,橋本—極楽橋間の所要時間に大きな変更はない.
詳しくは,南海電気鉄道ニュースリリースに掲載されている.
写真はいずれも南海電気鉄道ニュースリリースから