JR四国は,2024(令和6)年3月16日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
特急“南風”は自由席の一部を指定席に変更する.高知20:34発の特急“しまんと”8号の始発を宿毛駅に変更する.これにより,宿毛・中村・窪川方面から高松方面に直通運転とする.
土讃線 高知—伊野間でパターンダイヤを導入する.11時~15時台に運転する普通列車の発車時刻をおおむね統一するほか,高知—伊野間の普通列車を2本,高知—須崎間で普通列車1本をそれぞれ増発する.特急“あしずり”5号・10号は旭と朝倉に停車するようになり,パターン時間帯における特急“あしずり”の高知—窪川間の停車駅を統一する.
高徳線 高松—引田間についてもパターンダイヤを導入する.10時~16時台の発車時刻をおおむね統一するとともに,普通列車は毎時1本パターン(高松—三本松・引田)に加え,2時間に1本パターン(高松—オレンジタウン)で運転する.特急“うずしお”は,岡山直通の列車を除いて昼時間帯の高松—徳島間の停車駅をおおむね統一する.
徳島線では,9時以降の徳島駅発車時刻をおおむね統一し,普通列車を徳島—穴吹間で2本,徳島—阿波川島間で1本それぞれ増発する.また徳島駅において各路線のパターンダイヤを上手く接続する「タクトダイヤ」を設定し,どの線区へも利用しやすくする.あわせて徳島駅で,各路線(高徳線・徳島線・鳴門線—牟岐線の相互)を直通する列車を30本に増やす(現行は11本).
このほか予讃線,土讃線,高徳線,徳島線,牟岐線では,利用状況に応じて特急列車・普通列車の運転取り止めや行先の変更を行なう.また,最終列車の時刻を繰り上げる.
詳しくは,JR四国ニュースリリースに掲載されている.
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