東武鉄道は,2024(令和6)年3月16日(土)に伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・日光線・ 鬼怒川線・野田線(東武アーバンパークライン)においてダイヤ改正を実施すると発表した.
今回のダイヤ改正では,N100系「スペーシアX」を新たに2編成導入,全4編成とし,「スペーシアX」を増発する.毎日6往復運転し,うち2往復は鬼怒川温泉発着となる.
あわせて一部の特別座席料金を改定し,「コックピットスイート」は18000円(現行:12180円),「コンパートメント」は8000円(現行:6040円),「コックピットラウンジ」は1人用500円(現行200円),2人用1000円(現行400円),4人用2000円(現行800円)となる.なお,運賃,特急料金(スタンダードシート・プレミアムシート)およびボックスシートの特別座席料金は現行のままとなる.
通勤時間帯における着席ニーズに応えるため,春日部6:55発の浅草行き“スカイツリーライナー”を設定するほか,土休日運転だった浅草8:30発鬼怒川温泉行き,鬼怒川温泉11:10発浅草行きの特急“リバティきぬ”を毎日運転として利便性の向上を図る.このほか,3両編成で運転されていた一部特急リバティを100系「スペーシア」での運転に変更する.
野田線で運転されている“アーバンパークライナー”については,大規模工事進ちょくにともない運転を取りやめ,代替として,浅草発春日部行き“スカイツリーライナー”を平日のみ運転し,野田線内では大宮発野田市行き普通列車(平日2本・土休日1本)を新たに設定する.
このほか,大規模工事進ちょくにともない,下り竹ノ塚行き普通列車の一部(平日8本・土休日3本)を草加行きに延長するとともに,上り列車については,夕ラッシュ時間帯の竹ノ塚始発日比谷線直通列車の一部(平日5本・土休日2本)を草加始発列車として設定し利便性向上を図る.