京阪電気鉄道は,年末年始の運転計画について発表した.
大晦日の大津線は土曜・休日ダイヤでの運転とし,京阪線・石清水八幡宮参道ケーブルでは18時まで土曜・休日ダイヤ,以降は「大晦日ダイヤ」での運転となる.
大晦日から元日にかけては,京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルにおいて,終夜運転を実施する.京阪本線・鴨東線では淀屋橋発23時台までの特急を約20分間隔,淀屋橋発1時台までと出町柳発2時台までの急行をそれぞれ約20~30分間隔,準急または普通列車をそれぞれ約15~30分間隔で運転する.中之島線・交野線・宇治線では23時台の普通列車を約20~30分間隔,24時台以降の普通列車を約30~40分間隔でそれぞれ運転する.石清水八幡宮参道ケーブルでは,約5~15分間隔で終夜運転を実施する.大津線(京津線・石山坂本線)では,終夜運転を実施しない.
京阪線では12月17日(日)から31日(日)までの間,大晦日終夜運転ヘッドマークを3000系(3006-⑧-3056)・8000系(8010-⑧-8060)・13000系(13024-⑦-13074)に掲出する予定.大津線では元日から1月7日(日)までの間,迎春ヘッドマークを石山坂本線の600形(601-602)・700形(701-702)に掲出する予定.
元日から1月3日(水)までの大津線は土曜・休日ダイヤ,京阪線・石清水八幡宮参道ケーブルは「正月ダイヤ」とし,昼間時間帯に京阪本線・鴨東線では,特急,急行,普通列車をそれぞれ約15分間隔で運転する.中之島線では普通列車を約10〜15分間隔で,交野線・宇治線では普通列車を約15分間隔で,石清水八幡宮参道ケーブルでは約5~10分間隔でそれぞれ運転する.
京阪本線・鴨東線の快速特急“洛楽”は,「正月ダイヤ」期間中,上り淀屋橋発出町柳行きを9時台〜11時台まで5本,下り出町柳発淀屋橋行きを16時台〜17時台に4本それぞれ運転する.京橋—七条間はノンストップとし,枚方市・樟葉・中書島・丹波橋には停車しない.使用車両は3000系または8000系で,運転期間中は初詣洛楽ヘッドマークを掲出する.
「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系は,上記の快速特急“洛楽”に加え,「大晦日ダイヤ」から「正月ダイヤ」での特急と一部の急行としても運転する.また,「大晦日ダイヤ」24時~26時台の時間帯に対象のプレミアムカーに乗車すると,「京阪電車プレミアムカー オリジナル和紙メモ(非売品)」を進呈する(数量限定,ひとり1個まで).
12月30日(土)から2024(令和6)年1月31日(水)までは,駅スタンプアプリ「エキタグ」において,「2024年新春 デジタル駅スタンプラリー」を開催する.
詳しくは,京阪電気鉄道ニュースリリースに掲載されている.
このほか,阪急電鉄(能勢電鉄),阪神電気鉄道,大阪市高速電気軌道では,年末年始の12月30日(土)から1月3日(水)までの間,土休日ダイヤで運転する.3社とも大晦日の深夜の延長運転と終夜運転は実施しない.
一部画像は京阪電気鉄道提供