三岐鉄道では，2023（令和5）年11月16日（木）から，ED452＋ED453の総括重連機関車前後に「タキ1300 祝 初入線」記念ヘッドマークが取り付けられています．
　これは，太平洋セメント新形セメント輸送用私有タンク車タキ1300-1が，翌17日（金）に，東藤原（太平洋セメント藤原工場）まで初入線することから取り付けられたもので，赤や黄に色づき始めた山々と白いコスモス，太平洋セメントコーポレートカラーの紺色帯を背景に，PQ輪軸（測定用輪軸）を装備したタンク車のイラストと，「タキ1300 祝 初入線 2023年11月17日 三岐鉄道」の文字がデザインされています．

　タキ1300-1は，今年2023年10月18日（水）にリサーチキャビン（JR貨物事業用コンテナ・ZX45A－1，ZX45A－2）を積載したコキ104-668とともに製造元の日本車両を出場しています．出場後はその日のうちに西浜松へ輸送され，10月27日（金）～28日（土），11月1日（水）～2日（木），11月7日（火）～8日（水）に，西浜松—静岡貨物間を各1往復する試運転を実施しました．その後，西浜松構内に留置されていましたが，11月15日（水）から翌16日（木）にかけて，西浜松→稲沢→富田の経路で輸送されています．