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三菱重工業,米国オーランド国際空港向けAPMの更新契約を締結

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三菱重工業,米国オーランド国際空港向けAPMの更新契約を締結

三菱重工業は,米国フロリダ州・オーランド国際空港向けに,全自動無人運転車両システム(APM:Automated People Mover)の既存2路線のリプレイス工事と同APMの運行・保守(O&M:Operations & Maintenance)を受注したと発表した.
 これは,統括拠点である米国三菱重工業(MHIA)と,米国で空港向けAPMのO&Mを手掛ける三菱重工グループのCrystal Mover Services, Inc.(CMSI)を通じ,オーランド空港公団(GOAA)との間で契約を締結したもの.
 同空港は,2つのメインターミナルと5つのサテライトで構成されており,今回の契約により,ターミナルA・Bと第2・第4サテライトをそれぞれ結ぶ約0.6kmのAPMシステム(A2路線/B4路線)をリプレイスする.三菱重工業はシステム設計と車両製造を手掛け,4編成・計12両の新車両については広島県の三原製作所で製造する.営業運転開始後は,CMSIが最長30年間(初期契約10年+10年契約のオプションを2回)のO&Mを担当する.
 三菱重工業では,2014(平成26)年にも同空港向けに,都市間鉄道と接続する複合交通ターミナルとメインターミナルを結ぶ全長約2.3kmのAPM新設工事と,メインターミナルと第1・第3サテライトをそれぞれ結ぶA1路線/B3路線のリプレイス工事を受注しました.2018(平成30)年の納入後は,CMSIが約5年にわたってO&Mを履行している.今回の契約により,同空港の全路線が三菱重工製のAPMとなる.

画像:オーランド国際空港APMのイメージ(三菱重工業提供)

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