京成電鉄は,2023(令和5)年10月31日(火)開催の取締役会において,2025(令和7)年4月1日(火)を合併効力発生日として,同社の完全子会社である新京成電鉄を吸収合併することを決議したと発表した.
新京成電鉄は,千葉県北西部をおもな営業エリアとして,運輸業・不動産業を展開しているが,京成電鉄では,「千葉県北西部における事業基盤の強化及び地域活性化」,「経営資源の相互活用による競争力強化および事業規模の拡大」,「スケールメリットを活かした効率的な協働体制の実現」といったシナジー効果の発揮を目的に,2022(令和4)年9月に新京成電鉄の全株式を取得し,完全子会社化している.
今回の吸収合併は,さらなる経営の効率化・意思決定の迅速化を図ることで経営資源を最大限活用し,これらのシナジー効果をより早期かつ確実に発揮するためとしており,京成電鉄を存続会社とする吸収合併方式により,新京成電鉄は解散する.
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